不動産ホームページの制作方法や流れを徹底解説!必要な機能やポイントも紹介します

不動産ホームページの制作の流れを、目的設計から公開・運用まで順に解説します。物件検索やデータ更新など必要な機能、SEO・MEO、制作方法の選び方、宅建業法など広告ルールの注意点、費用の目安も紹介します。
目次
1.不動産会社のホームページ制作の流れ
1-1.目的やターゲット、コンセプトの設計
1-2.要件定義またはRFP(提案依頼書)の作成
1-3.サイト構造の作成
1-4.各コンテンツの制作
1-5.デザインの作成
1-6.システム開発
1-7.検証
1-8.公開・運用
2.不動産向けホームページの制作する方法
2-1.自社で制作する
2-2.制作会社に外注する
3.不動産業界のホームページを制作するときのポイントや必要な機能
3-1.SEO・MEO対策
3-2.地域性と自社の強みを表現する
3-3.物件の検索機能
3-4.物件情報の広告ルールを守る
3-5.操作性の高いデータ更新機能
3-6.レスポンシブ対応
4.不動産のホームページの成功事例
4-1.ひつじ不動産
4-2.SUUMO
5.不動産ホームページ制作の費用相場
6.不動産のホームページ制作なら株式会社デイワンに!
不動産のホームページの制作方法や流れ、必要な機能、集客に困っていませんか?
不動産サイトは一般的なホームページと違い、独自の機能や集客ポイントがあります。
この記事では、
- 制作の流れやポイント
- 制作ツールや制作方法
- 必要な機能や集客のポイント
を解説します!
集客の成功事例から分かるノウハウもお伝えするのでぜひ活用してください。
また、プラットフォームに頼らない不動産サイトの集客方法について解説したお役立ち資料もぜひダウンロードください
不動産会社のホームページ制作の流れ

不動産会社のホームページ制作には、物件検索システムや地域密着型の情報提供機能など、特別な機能が求められます。
そのため、細部まで考慮された制作の流れが必要です。
目的やターゲット、コンセプトの設計
不動産会社のホームページ制作において、まず最初に重要なのは目的やターゲット、そしてサイトのコンセプト設計です。
具体的には、
- どのようなユーザーをターゲットに
- どんな機能を提供するか
を決めることがスタートです。
例えば、カップル向けにカップルが欲しがるような機能や情報が物件詳細サイトでわかるようにするなど。
要件定義またはRFP(提案依頼書)の作成
次に、要件定義を行い、RFP(提案依頼書)を作成します。
RFPは外注先に具体的な要件を伝えるための重要な資料ですが、社内でもプロジェクト推進に役立ちます。
これがないと、どんな目的でホームページを作成するのかが不明確になり、結果として質の高いサイトにはならない可能性があります。
RFPをしっかりと作成することは、ホームページ制作において非常に重要です。

サイト構造の作成
サイト構造は、ユーザーが迷わずに目的の情報に辿り着けるように設計されるべきです。
通常、この段階ではワイヤーフレームを作成します。ワイヤーフレームは、サイトの全体構造やページごとのレイアウトを視覚的に示す設計図です。
近年では、Figmaなど、効率的にワイヤーフレームを作成できるツールが利用されています。
これにより、デザイン段階での柔軟な修正が可能となり、より実用的で直感的なサイトを作成できます。
各コンテンツの制作
サイト構造が決まったら、次は各ページに必要なコンテンツの制作です。
不動産ポータルサイトの場合、
- 物件の詳細情報や写真
- 地図
- 価格
- アクセス情報
などが主なコンテンツとなります。
それぞれのコンテンツは、ユーザーが欲しい情報を直感的に取得できるように配置し、視覚的にもわかりやすく整理する必要があります。
特に物件情報はユーザーにとって最も重要な要素なので、詳細な情報を整理して提供することが大切です。
デザインの作成
デザインの作成は、ユーザーがサイトを訪れた際に最初に触れる部分であり、サイトの印象を決定づけます。
ユーザーが使いやすいデザインを心がけ、カラーやフォント、レイアウトを一貫性を持って選定します。
不動産サイトでは、物件画像や地図が多く使用されるため、視覚的にわかりやすく魅力的なデザインを提供することが求められます。
また、デザインは必ずレスポンシブ対応にして、モバイルでも見やすく使いやすいようにします。
システム開発
デザインが完成したら、次にシステム開発を行います。
不動産サイトでは、物件検索システムや地図表示、ユーザーが物件に対してアクションを起こせる機能などが必須です。
また、データベースとの連携やセキュリティ対策も重要な要素となります。システム開発では、各機能がしっかりと動作するように、詳細なテストを行い、問題なく稼働することを確認します。
検証
システム開発が完了した後は、サイト全体の検証を行います。
ユーザーがサイトにアクセスした際の動作確認や、物件情報の検索がスムーズに行えるかなどをテストします。
また、SEO対策(hタグやmetaタグなどの内部施策)やMEO(地域検索エンジン最適化)も検証し、検索エンジンで上位表示されるように調整します。
ユーザビリティの向上やアクセス速度の確認も、この段階でしっかりと行います。
公開・運用
最後に、サイトを公開し、運用を開始します。
公開後も、定期的にメンテナンスや更新が必要です。
不動産サイトでは、物件情報や価格が頻繁に更新されるため、運用中もデータ更新機能をしっかりと保守し、ユーザーにとって常に最新の情報を提供できるようにします。運用段階では、サイトの反響やアクセス解析を行い、さらに改善を加えていきます。
不動産向けホームページの制作する方法

不動産向けホームページを制作する方法には、自社制作と外注の2つの大きなアプローチがあります。
どちらを選ぶかは、予算やリソース、目指す品質に応じて決定しましょう。
自社で制作する
- ホームページビルダーを活用
- CMSを活用
- 0からコーディングする
ホームページ作成ツールを活用
最も手軽に始められる方法は、ホームページ作成ツールを活用することです。
WixやJimdo、Squarespaceなど、ノーコードで簡単にホームページを作成できるツールが多くあります。
無料ツールについては、こちらの記事でより詳しく解説しています。
不動産のホームページ作成ができる無料ソフト6選!注意点と外注するべき理由とは
テンプレートも豊富に用意されており、直感的にデザインをカスタマイズできます。これらのツールを使えば、特別な技術を必要とせずに迅速にウェブサイトを立ち上げることが可能です。
ただし、不動産のホームページに最適な機能があるテンプレートなどは少ないため、注意が必要です。
CMSを活用
次に、CMS(コンテンツ管理システム)を活用する方法です。
WordPressは世界的に広く使われているCMSで、不動産サイトにも使われています。プラグインが豊富な一方、本体やプラグインの更新を続けないとセキュリティ上の弱点になるため、保守の体制が前提になります。
将来的な拡張性や運用の負担を考えるなら、ヘッドレスCMS(microCMSなど)という選択肢もあります。コンテンツの管理とサイトの表示を分けて作るため、デザインや機能を柔軟に作りやすく、サーバー側の保守の負担も抑えられます。
0からコーディングする
自社で完全にカスタマイズしたい場合は、ゼロからコーディングを行うことも選択肢です。HTML、CSS、JavaScriptを駆使して、必要な機能をすべて実装できます。
特に、物件検索機能やフィルタリング機能など、不動産特有の要素が多いため、柔軟に対応するためには自社でコーディングすることが最適な場合もあります。
ただし、高い専門知識と開発リソースが必要となり、コストと時間がかかることを考慮しなければなりません。
制作会社に外注する
自社で制作するのではなく、外注する場合、専門的な知識を持った制作会社に依頼することができます。
不動産業界のホームページ制作には特有の要件や機能が多いため、実績が豊富な制作会社に依頼するのが理想的です。
制作会社に外注することで、デザインやシステム開発、SEO対策など、全てをプロに任せることができ、効率的に高品質なサイトを制作することが可能です。
不動産業界のホームページを制作するときのポイントや必要な機能

不動産業界向けのホームページを制作する際には、特有の機能やポイントが求められます。
ユーザーが簡単に物件情報にアクセスできるだけでなく、効果的なSEO対策や地域性を活かした強みを打ち出すことが重要です。以下に、必要不可欠な機能やポイントを紹介します。
また、それぞれのお悩みに沿ったお役立ち資料も用意しているので、ぜひご覧ください。
また、プラットフォームに頼らない不動産サイトの集客方法について解説したお役立ち資料もぜひダウンロードください
SEO・MEO対策
不動産業界のホームページ制作において、SEO(検索エンジン最適化)とMEO(Googleマップ検索最適化)は非常に重要です。
特に地域性を重視した対策が効果的で、ターゲットエリアを絞ることでより具体的な検索結果に結びつきます。
例えば、「[エリア名] 不動産」や「[エリア名] 賃貸」といった地域名を盛り込んだキーワードをページ内や物件情報に組み込むことで、検索エンジンに対して効果的なアプローチが可能になります。
また、MEO対策を行うことで、Googleマップ上での検索結果にも反映され、近隣の物件を探しているユーザーの目に留まりやすくなります。
地域名や自社名を強調し、ターゲットエリアの需要にマッチしたコンテンツを提供することが成功への鍵となります。
地域性と自社の強みを表現する
不動産ホームページは、地域性や自社の強みをうまく表現することが非常に大切です。
競合が多い不動産業界では、地域に特化した情報を提供することが差別化のポイントになります。
例えば、特定のエリアでの物件情報や地元に精通したスタッフによるサービスを前面に出すことで、訪問者に安心感を与え、信頼を築くことができます。
自社の強みを強調するページやセクションを作成することは、顧客の関心を引き、物件の問い合わせや成約に繋がりやすくなります。
物件の検索機能
物件検索機能は、不動産サイトにおける最も重要な機能の一つです。
ユーザーが求めている物件に迅速にアクセスできるよう、検索機能を強化することが不可欠です。
検索条件は、
- 価格帯
- エリア
- 物件タイプ(賃貸、売買)
- 間取り
- 駅からの距離
など、詳細で多岐に渡るオプションを提供することが求められます。
検索結果を絞り込むためのフィルタリング機能や、検索結果を地図上に表示する機能などを搭載することで、ユーザーの利便性を向上させることができます。
物件情報の広告ルールを守る
物件を載せるサイトは、宅地建物取引業法と不動産広告の表示ルールの対象になります。宅建業法第32条は、事実と著しく異なる表示や、実際より著しく優良・有利と誤認させる表示(誇大広告)を禁じています。
取引できない物件を載せ続ける「おとり広告」も禁止で、国土交通省は2023年1月12日付の通知で、成約済みの物件を速やかに広告から削除せずに掲載し続けることがおとり広告に当たると周知しています(出典:国土交通省 国不動指第80号「いわゆる「おとり広告」等の禁止の徹底について」)。表示の細かな決まりは、景品表示法に基づく「不動産の表示に関する公正競争規約」と、その運用団体である不動産公正取引協議会が定めています。
このため、成約した物件を管理画面から素早く非掲載にできること、物件情報の更新日を管理できることを、システムの要件に入れておきましょう。
操作性の高いデータ更新機能
不動産サイトにとって、物件情報の正確性と更新の頻度は非常に重要です。
物件情報が常に最新でないと、ユーザーの信頼を失い、成約率が低下する可能性があります。
そのため、操作性の高いデータ更新機能を搭載し、簡単に物件情報を追加・修正・削除できるようにすることが必要です。
CMS(コンテンツ管理システム)を導入することで、スタッフが手軽に情報を更新でき、リアルタイムでユーザーに新しい情報を提供することが可能になります。
特に、管理画面が直感的で使いやすい設計であることが重要です。
レスポンシブ対応

現在、インターネットの利用はPCだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でも広く行われています。
これに伴い、不動産サイトもモバイルフレンドリーであることが求められます。
レスポンシブデザインを採用することで、デバイスの画面サイズに応じてレイアウトが自動的に調整され、どの端末からも快適に利用できるようになります。
特に不動産サイトでは、外出先で物件情報を検索するユーザーが多いため、モバイル対応は必須です。
操作性の良いレスポンシブサイトは、ユーザー体験を向上させ、サイトの滞在時間や問い合わせ数の増加に繋がります。
不動産のホームページの成功事例

不動産のホームページ制作において、成功事例を参考にすることは非常に重要です。
今回は、構成の参考になる2つのサイトを紹介します。
ひつじ不動産

出典:ひつじ不動産
ひつじ不動産は、シェアハウスに絞った物件検索サイトです。物件の掲載に加えて、シェアハウスの選び方や暮らしの注意点などを解説するコラムを用意しており、シェアハウスに興味を持った人が物件探しへ進める導線になっています(確認日:2026年11月1日)。
この事例から学べるのは、市場を絞ったうえで、物件を探す前の疑問に答える記事を用意する考え方です。成果の数字は公開されていないため、ここでは構成の参考として紹介します。
SUUMO

出典:SUUMO
SUUMOは、全国規模の不動産ポータルサイトです。エリアや沿線ごとに物件の一覧ページを用意しており、「エリア名+賃貸」のように地域名を含む検索に対応するページ構造になっています。
ここから分かるのは、物件を探す人が地域名で検索することを前提に、地域ごとのページを設計する考え方です。自社サイトでは、対応エリアを絞り、そのエリアの情報を厚くすることから始めるのが現実的です。
不動産ホームページ制作の費用相場

不動産サイトの外注費用は、どういったサイトなのかで変わります。以下は公的な統計ではなく、制作会社の公開料金や見積もりの傾向から見た目安です。
主に、
- 純粋なコーポレートサイト
- 物件のポータルサイト
の2つで異なります。
サイトの種類 | 費用の目安 |
コーポレートサイト | 100~300万円 |
ポータルサイト | 100〜500万円 |
詳しくはこちらの記事でご確認ください。
不動産ホームページの外注費用相場は?コストを抑える方法や外注先を選ぶポイントも解説!
不動産のホームページ制作なら株式会社デイワンに!

物件検索やデータ更新の仕組みを備えたサイトは、画面の見た目に加えて、物件情報の更新や広告ルールを守る運用まで含めた設計が必要です。
株式会社デイワンは、Webシステムの開発とWebサイトのリニューアルを、設計から公開後の保守・更新・改善まで支援しています。対応できる機能の範囲は要件をうかがってからお答えしますので、現状の課題の段階でも構いません。
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記事を読むこの記事を書いた人

株式会社デイワン 代表取締役 月森 隼人
不動産コンサルタント、注文住宅やマンションなどの企画営業を経験し、大手広告代理店のデジタル部署にて、Web領域でのブランディングややディレクションなど上流から幅広く担当。






