creative
ホームページ制作
2025/04/30
不動産ホームページに特化したワイヤーフレームの作り方|ポイントや注意点を解説します
#creative

目次
不動産のホームページを制作、またはリニューアルする上でワイヤーフレームの存在は欠かせません。
ワイヤーフレームが不適切な場合は、どれだけデザインが良くても、いい物件を載せていても売り上げには繋がりません。
そんな失敗をしないためにも、不動産サイトのワイヤーフレームの作成ポイントをまとめた資料を提供します!ぜひご利用ください。
ダウンロードはこちらから
その他、この記事では
- ワイヤーフレームの重要性
- ワイヤーフレームの作り方
- ワイヤーフレームを作る際の注意点
について解説します!
また、不動産会サイトのワイヤーフレームの作成ポイントをまとめたお役立ち資料もぜひダウンロードください。
不動産のホームページ制作におけるワイヤーフレームの重要性

ワイヤーフレームはサイトのレイアウトや構造を視覚的に表現した設計図であり、ユーザーにとっての利便性や使いやすさを決定するものです。
制作過程の中で明確な方向性を示せ、必要なコンテンツの配置や優先順が定まります。
不動産業界の特性を踏まえたワイヤーフレーム作成は、見込み顧客を逃さないためにも欠かせません。
例えば、
- 物件情報一覧ページ
- 物件情報詳細ページ
- お問い合わせフォーム
などは、ユーザーの利便性に特に影響し、CVRに直結します。
また、シンプルで直感的なナビゲーションでなければ、ユーザーの離脱は避けられないでしょう。
特に不動産のように情報量が多いサイトでは、訪問者が迷わずに情報を見つけられるようにすることが成功に繋がります。
少しでも不安がある場合は、不動産業界のホームページ制作の実績が豊富な企業に相談することをお勧めします。
株式会社デイワンは不動産業界での就業経験があるスタッフも多く、高品質なサイト制作が可能です。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ホームページのワイヤーフレームの作り方

ワイヤーフレームは、サイト制作の前段階としてデザイナーやディレクター、コーダーなどが要件を決めるための資料です。細部には拘らず、まずは全体の構成を明確化することを意識しましょう。
- サイトの目的やコンセプトを言語化する
- サイトマップを作る
- ページごとに必要な要素をリストアップする
- レイアウトを決定する
- レイアウトに沿ってワ完成させる
サイトの目的やコンセプトを言語化する
まず、サイトの目的やコンセプトを明確に言語化することが重要です。
不動産サイトの場合、例えば
- 「物件情報を効率的に伝える」
- 「ユーザーに親しみやすいデザインを提供する」
など、目標を定めます。
目的が明確になれば、次のステップで必要な要素やページ構成を決める基盤ができます。
また、ワイヤーフレーム作成前に、RFP(要求仕様書)を作成すると、さらにスムーズに進められます。
RFPは、サイトの目的や要件を洗い出すための非常に有効なツールです。
サイトマップを作る
サイトの全体構成を把握するために、サイトマップを作成します。
サイトマップには、どのページがどのようにリンクされるかを視覚的に示します
正直なところ、サイトマップについては制作会社に依頼して最適なものを制作してもらう方が良いです。
企業が独自に作る場合、ページ数が多くなり制作コストが増大するケースが多々あるため、注意が必要です。
ページごとに必要な要素をリストアップする
次に、各ページに必要な要素をリストアップします。
例えば、不動産サイトなら、
- 物件の詳細情報
- 地図
- 写真ギャラリー
- お問い合わせフォーム
などが考えられます。
ページごとの要素を明確にすることで、ワイヤーフレーム上で必要なコンテンツの配置がイメージしやすくなります。
レイアウトを決定する
ページごとの要素が決まった後は、それらの要素をどの位置に配置するか、レイアウトを決定します。
ユーザーの利便性を最優先に考え、視覚的に直感的に操作できる設計が大切です。
例えば、不動産サイトの場合、物件検索機能はページ上部に配置し、ユーザーが最初に目にする場所に設置します。
物件情報や詳細ページはシンプルで見やすく配置し、写真や重要な情報が目立つようにしましょう。
また、サイドバーにカテゴリー分けした情報を提供することで、ユーザーが簡単に興味のある情報へアクセスできるようにします。
ユーザーが目的の情報に迅速にアクセスでき、サイトの使いやすさを向上させましょう。
レイアウトに沿ってワイヤーフレームを完成させる
レイアウトが決まったら、次にそのレイアウトに沿ってワイヤーフレームを完成させます。
この段階では、細かいデザイン要素(カラー、フォント、画像など)は含まれません。
あくまで、ページごとの要素がどこに配置されるかを示す設計図の役割ということを忘れずに対応しましょう。
不動産サイトに特化したワイヤーフレーム作成時のポイント

不動産のホームページは通常のホームページと求められる機能が違います。
そのためワイヤーフレームも不動産サイトに特化させる必要があります。
そこで、不動産のホームページ制作を考える人に向けた10個のポイントをまとめた資料を提供しました。
不動産のホームページ制作実績が豊富な株式会社デイワンだからこそ、説明できる10個のポイントになりますので、ぜひご利用ください。
ここでは、その中でも大切な3つをご紹介します。
全体としての統一感を意識
不動産サイトでは、
- グローバルメニュー
- ナビゲーションバー
- フッター
などは全ページに共通して配置され、ユーザーがページを移動しても操作感が変わらないようにするべきです。
例えば、検索ボックスや物件一覧ページなどの主要な機能は、常に同じ位置に配置することでユーザーはサイトを利用する前に迷わずスムーズに操作できます。
適切なリンク設計
ユーザーがページ間をスムーズに移動できるように、適切なリンク設計が大切です。
ワイヤーフレームの段階で、どのページからどのページにリンクを貼るか計画し、サイト内の相互リンクが適切か確認しましょう。
また、ページ内で行き止まりがないよう、必ず次に進むアクションを誘導できるように設計してください。
リンク設計の段階でユーザーが迷うことなく情報にアクセスできるように、流れをシンプルかつ直感的にしておくことがベストです。
適切なコンテンツ配置
コンテンツの配置は、ユーザーが必要な情報を簡単に見つけられるようにするために大切な要素です。
特に
- 物件情報
- 物件写真
- 価格
- 所在地
- 詳細情報
などが頻繁に表示されるため、見やすく整理しておく必要があります。
ユーザーが最初に目にするべきコンテンツ(要素)、例えば注目物件や新着物件など、よく見られているコンテンツは上部に配置しておくべきです。
ホームページのワイヤーフレームを作る時の注意点

以下では、ワイヤーフレーム作成時の重要な注意点を説明します。
- 主要ページに絞って制作する
- 過度にデザインの要素を含めない
- PC版とスマホ版は別々に制作する
主要ページに絞って制作する
ワイヤーフレームを作成する際、最初に重要なのは必要なページに絞って制作することです。
不動産サイトでは、トップページとその下層ページ(物件検索結果ページや物件詳細ページなど)の2〜3ページ程度があれば十分と言えます。
最初に最も重要なページを定義し、それに基づいて他のページを設計していくことで、スムーズなユーザー体験を実現できるでしょう。
過度にデザインの要素を含めない
ワイヤーフレームはあくまで「設計図」として機能します。
デザインを過度に反映させることは避け、あくまでページの要素の配置と構成に焦点を当てることが重要です。
例えば、色やフォントの選定、イメージ画像の挿入などのデザイン要素は後の段階で行います。
後々、制作会社からの提案をうける場合は、基本的には白黒で作成し、イメージ画像なども入れないでおきましょう。
PC版とスマホ版は別々に制作する
不動産サイトのようなtoC向けのサービスでは、スマートフォンを使用するユーザーが増加しています。
そのため、PC版とスマホ版のワイヤーフレームは別々に制作することをおすすめします。
toC向けの不動産サイトなのであれば、極端な話、PC版のワイヤーフレームはなくても良いでしょう。
【3選】ホームページのワイヤーフレーム制作ツール

ワイヤーフレームを制作する場合は、基本的には制作ツールを使用します。
特に人気な3つをご紹介します。
Figma

出典:Figma公式
Figmaは、クラウドベースで複数のユーザーがリアルタイムで同時に作業できるため、チームでの共同作業に非常に適しています。
複数のデザイナーや他社とも連携しやすく最もお勧めです。
特に、デザインにおける連携やフィードバックの迅速なやり取りが可能で、他のデザインツールやプロジェクト管理ツールと簡単に統合できます。
デザイン作業を行う際、ワイヤーフレームの作成からUIデザインまで幅広い用途に対応しているため、不動産サイトのワイヤーフレーム作成にも最適です。
Adobe XD
AdobeXDはユーザーインターフェースデザインに特化したツールで、高品質なビジュアルデザインが求められる場合に有効的です。Adobe製品との連携にも優れ、PhotoshopやIllustratorとのデータ共有もスムーズに行えます。
ワイヤーフレームを作成する際には、デザイン要素を詳細に作り込み、完成度の高いものも目指せるでしょう。
もちろん、クラウド上での共有やレビュー機能もあるため、複数者での作業にも対応できます。
Cacoo

Cacooは、オンラインで使えるワイヤーフレーム作成ツールで、直感的に操作できるUIが特徴です。
シンプルで使いやすいインターフェースを持ちながらも、豊富なテンプレートや図形が用意されており、迅速にワイヤーフレームを作成できます。
Cacooもチームでの共同作業が可能なため、関係者とのコミュニケーションがスムーズに行えるでしょう。
視覚的にわかりやすいワイヤーフレームを作成したい場合におすすめのツールです。
不動産向けホームページの制作はデイワンにお任せください!

不動産のホームページ制作なら株式会社デイワンにお任せください。
デイワンは、不動産業界・建築業界に特化しており、高品質なホームページ制作ができます。
不動産や建築業界での就業経験が豊富な人材や、建築学科卒の者が担当させていただくため、業界への理解も深いです。
専門知識を元に、集客に強く売り上げに貢献できるホームページを制作させていただきます。
ホームページの制作だけでなく更新の内製化や企業のブランディングも相談可能ですので、ぜひお問い合わせください。
まとめ|不動産のホームページのワイヤーフレームの作り方

不動産ホームページのワイヤーフレーム作成は、サイト設計において非常に重要な役割を果たします。
以下のポイントを押さえて作成することが成功への鍵となります。
- 目的とコンセプトの明確化
- サイトマップの作成
- コンテンツ配置の最適化
- 統一感のあるナビゲーション
- 適切なリンク設計
また、ワイヤーフレームの作成はFigma、Adobe XD、Cacooなどのツールを活用を推奨しており、特にFigmaがおすすめです。
不動産サイトに特化したワイヤーフレームを作成することで、ユーザーの利便性が向上し、お問い合わせ率などの向上に繋がるでしょう。
そのためにもぜひ弊社が作成した「失敗しない不動産会社むけワイヤーフレーム作成のポイント10」を参考にしてみてください。
ダウンロードはこちらから
この記事を書いた人

株式会社デイワン 代表取締役 月森 隼人
不動産コンサルタント、注文住宅やマンションなどの企画営業を経験し、大手広告代理店のデジタル部署にて、Web領域でのブランディングややディレクションなど上流から幅広く担当。