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リニューアル
2025/03/23
WEBサイトのリニューアルはいつするべき?進め方や効果もあわせて解説します!
#リニューアル

目次
WEBサイトの流入数が減っていたり、デザインが古くなりリニューアルするべきか悩むことがありますよね。
これらの状況を放置していると、売上が減少しかねません。
正しいタイミングの見極めが大切です。
この記事では、
- サイトリニューアルをするタイミング
- リニューアルで得られる効果
- リニューアルの進め方
について解説します。
リニューアルは一定の期間がかかるため、なるべく早く実施を決断するのが得策です。
自社の判断では難しい場合は、ぜひ株式会社デイワンにお問い合わせください。
Webサイトリニューアルは必要?検討すべきタイミングとは

Webサイトのリニューアルは、企業の成長や市場の変化に対応するために重要な施策の一つです。
特に、
- サイトの流入数が減少している
- システムが古くなり使いづらい
- 情報整理が不十分
- デザインが時代遅れ
と感じる場合は、リニューアルを検討すべきタイミングです。
流入数の減少
Webサイトの流入数が減少している場合、それは検索エンジンの評価が低下している可能性があります。
SEO対策が不十分であったり、競合他社の施策が強化された結果、検索順位が落ちることが原因の一つです。
また、Webサイトのコンテンツが古くなり、ユーザーのニーズと乖離していることも流入数低下の要因となりえます。
アクセス解析を行い、流入減少の原因を特定することが重要です。
- キーワードの見直し
- 内部リンクの最適化
- コンテンツの更新
- モバイル対応の強化
などの対策を実施することで、流入数の回復を目指せます。
システムが古く使いづらい

Webサイトの管理システム(CMS)やプラグインが古くなり、操作性が悪化すると、運用が煩雑になるだけでなく、セキュリティリスクも高まります。
また、担当者が辞めたことで管理体制が不明瞭になり、更新作業が滞るケースも多いです。
こういったケースでは、早急にリニューアルしなければさまざまな障害につながる可能性があるため、なるべく早くリニューアルを検討してください。
情報整理ができていない
Webサイトを長年運用していると、コンテンツが継ぎ足しになり、情報が分散してしまうことがあります。
ユーザーにとって必要な情報が見つけにくくなるだけでなく、不要なページが増えることで、サイト全体の構造が複雑化し、検索エンジンの評価も低下します。
数ページであれば多少の更新作業で改善できますが、莫大な量となるとリニューアルした方が適切でしょう。
デザインが古臭い
デザインが数年前のままで古臭く感じられる場合、ユーザーの信頼を損なう可能性があります。
特に、競合サイトと比較してデザインが時代遅れになっていると、企業イメージの低下につながるかもしれません。
トレンドに即したデザインにすることで、企業のブランドイメージを強化し、ユーザーの関心を引くことができます。
デザインのリニューアルでは、トレンドを取り入れつつ、自社のブランドイメージに合ったデザインにすることが重要です。
例えば、ミニマルデザインやマイクロインタラクション、ダークモード対応など、最新のUI/UXトレンドを適用することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させましょう。
Webサイトリニューアルで得られる効果

Webサイトをリニューアルすることで、
- 企業のブランディング強化
- SEOによる流入数向上
- レスポンシブ対応の最適化
- UX改善によるCV増加
- 外部依存の解消
といった効果が期待できます。
また、最新のCMSを導入すれば、情報整理を行え、運用のしやすさやユーザー体験の向上にもつながるでしょう。
リブランディングによる企業のイメージアップ
企業のブランドイメージは、時代の変化や社会情勢によって求められる要素が変わります。
Webサイトも同様に、常に最新の情報やデザインを反映し、企業のイメージをアップデートすることが求められるでしょう。
特に、ターゲット層に適したメッセージやデザインの一貫性を確保することで、信頼性を向上させることが可能。
また、競合との差別化を図るためにも、ブランドの方向性を明確にすることが重要です。
例えば、ロゴやカラースキームの調整、キャッチコピーの見直しを行い、企業の強みや価値を伝えやすくすることで、より効果的なブランディングが可能になります。
Webサイトのリニューアル時には、単なるデザイン変更にとどまらず、リブランディングの視点を取り入れることが成功の鍵となるでしょう。
SEO対策による流入数強化
WEBサイトのリニューアルは、SEOの強化にも繋がります。Googleは数ヶ月に1度コアアルゴリズムアップデートという検索エンジンのアルゴリズム変更を実施します。
そのため、数年前に作成したサイトでは今のアルゴリズムに適応できないケースなどもあります。それらをリニューアルで改善することで、検索上位表示が可能になり流入数の強化も期待できるでしょう。
レスポンシブ対応

貴社のサイトはレスポンシブ対応、特にスマートフォンの対応ができていますか?
スマートフォンやタブレットの普及により、レスポンシブデザインの導入は必須となっています。
デバイスごとに最適な表示を提供することで、ユーザー体験を向上させるだけでなく、SEOの評価向上にもつながります。
具体的には、
- 画面サイズに応じたコンテンツ配置の最適化
- 読み込み速度の向上
- タップしやすいボタン設計
などが重要です。
また、Googleのモバイルファーストインデックスに対応することで、検索順位の向上も見込めます。
レスポンシブ対応を強化することで、どのデバイスからのアクセスでも快適な閲覧環境を提供し、ユーザー満足度を高めることができるでしょう。
UX改善によるCV数増加
ユーザーエクスペリエンス(UX)の改善は、Webサイトのコンバージョン率(CVR)向上に直結します。
直感的に操作できるナビゲーション設計や、ユーザーが求める情報を見つけやすいサイト構造を整えることで、離脱率を下げ、成果につなげることが可能です。
新規でWEBサイトを立ち上げるわけではない分、既に貴社のサイトにはユーザーのデータが蓄積されています。
そのため、事実ベースで悪い箇所を特定し改善できるため、大きくCV数の改善ができるでしょう。
外部依存からの脱却
WEBサイトの運用において、制作時にお願いした制作会社に更新や修正を依存していると費用が大変なことに。
さらに費用だけでなく、スピーディーな対応も難しくなるでしょう。
例えば、CMSを導入することで、非エンジニアであっても簡単にコンテンツを更新できるようになります。
そうなれば、社内の人間がいつでもすぐに対応できます。
また、管理画面のカスタマイズを行い、専門的な知識がなくても運用しやすい仕組みを構築することで、業務効率を向上させることができるでしょう。
リニューアルの手順や進め方

Webサイトのリニューアルは、目的を明確にし、計画的に進めることが成功の鍵です。
以下の流れで進めましょう。
- 課題を全て洗い出す
- 目的やターゲット、コンセプトの設計
- 要件定義書またはRFPの作成
- 外注先の選定
- サイト構造の作成
- 各コンテンツの制作
- デザイン作成
- 実装
- 検証
- 公開・運用
課題を全て洗い出す
まず、現状のサイトの課題を把握することが重要です。
アクセス解析やヒートマップを活用し、ユーザーの行動を分析することで、どこに問題があるのかを明確にできます。
主な課題としては、
- 流入数の低下:検索エンジンでの順位低下、広告流入の減少
- コンバージョン率の低迷:フォーム離脱率の増加、問い合わせ数の減少
- 使い勝手の悪さ:ページの読み込み速度の遅延、スマホ未対応
- 情報整理の不足:不要なページが多い、構造が複雑
などがあげられます。
これらの課題を洗い出し、リニューアルの方向性を明確にしましょう。
目的やターゲット、コンセプトの設計
リニューアルを実施する際は、目的やターゲットを明確に定めることが必要です。
売上向上、ブランドイメージの強化、問い合わせ件数の増加など、具体的なKGIを設定することで、施策の方向性が決まります。
また、ターゲットユーザーを詳細に定義することで、より効果的なコンテンツやデザインを設計できます。
例えば、企業向けのWebサイトであれば、サービスの導入事例を強化するなど、ターゲットに適した内容を考慮しましょう。
コンセプトを策定し、関係者間で認識を統一することで、スムーズなリニューアルが可能になります。
要件定義書またはRFPの作成
リニューアルの要件を明確にし、要件定義書またはRFP(提案依頼書)を作成します。
これにより、関係者間の認識のズレを防ぎ、制作会社とのスムーズなやり取りが可能になります。
要件定義書には、
- サイトの目的
- ターゲット
- 機能要件
- デザインの方向性
- 予算
- スケジュール
などを盛り込みます。
RFPを作成する場合は、これほど記述しなくとも最低限の要素があれば問題ありません。
デザインやスケジュールなどは制作会社と相談して決めれば良いでしょう。
事前に明確な要件を決めることで、スムーズなプロジェクト進行が可能になります。
外注先の選定
リニューアルの規模によっては、専門のWeb制作会社に依頼することをおすすめします。
リニューアルの場合は既存サイトのデータ分析から仮説を立て行なっていく必要があるためプロに任せるのが無難です。
外注先を選定する際は、過去の実績、得意分野、コスト、納期などを総合的に評価することが求められます。
また、SEO対策やマーケティングに強い制作会社を選ぶことで、より成果の出るWebサイトを構築できるでしょう。
見積もりを比較し、要件に合った最適な制作会社を選定しましょう。
契約前には、納品後の運用サポートや保守体制についても確認しておくと安心です。
サイト構造の作成
リニューアル後のWebサイトの情報構造を決定するために、サイトマップやワイヤーフレームを作成します。
これにより、ページの配置や導線設計が明確になり、ユーザーが使いやすいサイトを構築できます。
サイトマップは、主要なカテゴリやページの階層構造を整理するために重要です。
適切な情報設計を行うことで、ユーザーの回遊率を向上させることができます。
また、ワイヤーフレームを作成することで、具体的なレイアウトや機能要件を事前に決めることができ、デザインや開発の工程をスムーズに進められます。
各コンテンツの制作
コンテンツの質はWebサイトの成功を左右します。
サービス内容や企業事例はもちろんのこと、SEO対策を強めるのであればブログコンテンツなども用意すると良いでしょう。
サービスページや企業事例では獲得できない検索キーワードでの流入を獲得でき、より多くのユーザーを集客できます。
デザイン作成
サイトのデザインは、ブランドイメージやユーザーエクスペリエンスに大きく影響します。
リニューアルでは、最新のUI/UXトレンドを取り入れ、視認性や操作性を向上させることが重要です。
- レスポンシブデザインの導入
- 視認性の高いカラースキームの採用
- フォントや余白の適切な設定
など、ユーザーが快適に閲覧できるデザインを心がけましょう。
また、CTA(コールトゥアクション)の配置を最適化し、コンバージョン率の向上を図ることも重要です。
実装
デザインが完成したら、Webサイトのコーディング・開発を行います。
HTML/CSS、JavaScript、CMSの構築など、適切な技術を選択し、スムーズな実装を進めます。
サイトの表示速度やセキュリティ対策にも配慮し、最適な環境で運用できるようにしましょう。
特に、SEOに影響を与えるページの読み込み速度や、モバイル対応の最適化は重要なポイントです。
検証
実装が完了したら、公開前に十分なテストを行います。
表示崩れや動作不良がないか、ユーザーが快適に閲覧できるかを確認することが重要です。
また、フォームの送信テストやリンクのチェック、ブラウザごとの動作確認を実施し、不具合を修正しておきます。
公開後のトラブルを防ぐために、細かい部分までチェックすることが不可欠です。
公開・運用
最終的な確認が完了したら、新しいWebサイトを公開します。
公開後も定期的にアクセス解析を行い、改善点を洗い出しながら運用していくことが重要です。
既存ページからのリダイレクト対応なども忘れずに実施してください。
また、定期的なコンテンツ更新やSEO対策を続けることで、サイトの価値を高めていくことができます。
リニューアルは一度きりではなく、継続的な改善が求められるプロセスであることを忘れずに運用を続けましょう。
Webサイトのリニューアルなら株式会社デイワンへ

株式会社デイワンは、WEBサイトのリニューアルに強みをもち、企業のブランド価値を最大化するための支援を行っています。
単なるデザイン変更ではなく、戦略的なリブランディングを軸に、成果につながるWEBサイトへ進化させます。
また、DX支援やインハウス支援も行っており、企業が自走できる体制構築もサポート。外部に依存しない持続力の確立を実現します。
リニューアルにおいては、企業の課題を的確に把握し、最適な戦略を設計することが重要です。
デイワンでは、ターゲットユーザーの行動分析をもとに、SEO対策やデジタルマーケティングを組み合わせた高機能なWebサイトを構築。
検索エンジンからの流入強化とコンバージョン率向上を実現する設計を行います。
最新のCMS導入や運用フローの最適化を支援し、リニューアル後もスムーズなサイト管理が可能になるようサポートします。
詳細はぜひお問い合わせください。
サイトリニューアルの失敗理由や注意点

サイトリニューアルは必ず成功するわけではなく、失敗するケースもあります。
以下の失敗理由を事前に把握し、対策を講じましょう。
SEOへの悪影響が発生している
サイトリニューアル後に検索順位が急落する原因の一つが、SEO対策の不備です。
リニューアルによってURLが変更されたり、内部リンクの構造が変わることで、検索エンジンが適切にページを認識できなくなる可能性があります。
また、旧サイトの評価が引き継がれない場合、新規サイトとして扱われてしまい、検索順位がリセットされるリスクもあります。
これを防ぐためには、
- リダイレクト設定の適切な実施
- サイトマップの更新
- 構造化データの見直し
を行い、検索エンジンに正しく認識されるよう対策することが重要です。
リニューアルを機にSEOを強化するためにも、移行時の細かい調整を怠らないようにしましょう。
目的が曖昧
リニューアルの目的を明確にしないまま進めてしまうと、結果的に期待した成果が得られません。
「サイトが古くなったから」「デザインを変えたいから」といった理由だけでリニューアルを行うと、成果を数値で計れず改善されたのかが、主観でしか判断できません。
例えば、「問い合わせ件数を増やしたい」「ブランドイメージを強化したい」などの具体的な目標を設定し、それに沿った戦略やKPIを立てることが重要です。
何を課題に感じていて、どの数値を改善したいからリニューアルするのかを考えましょう。
デザインのみの改修
デザインを刷新することは重要ですが、それだけではサイトの本質的な改善にはなりません。
見た目を優先しすぎると、ユーザビリティの低下やページの読み込み速度の遅延といった問題が発生し、結果的に離脱率が上がることもあります。
例えば、デザインにこだわるあまり、画像や動画を過剰に使用すると、ページの表示速度が低下し、SEOにも悪影響を及ぼします。
また、ナビゲーションが直感的でない場合、ユーザーが目的の情報にたどり着けず、サイトの利便性が損なわれることもあります。
リニューアルを成功させるためには、デザインだけでなく、コンテンツの質や情報構造、ユーザビリティの向上も同時に考慮することが欠かせません。
よくある質問

- サイトリニューアルにかかる費用は?
- ホームページをリニューアルしたらURLはそのまま使えますか?
- webサイトのリニューアルは何年ごとに行うべきですか?
サイトリニューアルにかかる費用は?
サイトリニューアルの費用はフルリニューアルなのか、部分的な改修なのかにもよります。
フルリニューアルの場合は10ページで150万円、30ページで500万円が相場になります。
ホームページをリニューアルしたらURLはそのまま使えますか?
URLを変更せずにデザインやコンテンツを変更することは可能です。
そのためURLを変更しないリニューアルであれば、そのまま使えます。
webサイトのリニューアルは何年ごとに行うべきですか?
Webサイトのリニューアルは 3〜5年ごと が一般的な目安とされています。
ただし、業界や技術の進化、ビジネスの成長に応じて適切なタイミングは異なります。
デザインのトレンドが変わったとしても、ユーザーが今まで通りCVしているのであれば問題ないとも言えます。
年数で考えるのではなく大切なKPIが未達成になった際にリニューアルしなければ改善しないかどうかで判断するべきでしょう。
この記事を書いた人

株式会社デイワン 代表取締役 月森 隼人
不動産コンサルタント、注文住宅やマンションなどの企画営業を経験し、大手広告代理店のデジタル部署にて、Web領域でのブランディングややディレクションなど上流から幅広く担当。