creative
ホームページ制作
2025/03/30
【ジャンル別】参考になるWebページデザイン10選|デザインを見直すチャンスです!
#制作

目次
ホームページを公開してから数年
「そろそろ見直したほうがいいかも」
と感じ始めていませんか?
Webの世界は進化が早く、たった3〜5年でデザインや技術が一気に古くなることがあります。
見た目の“古さ”だけでなく、アクセスの減少やセキュリティの不安など、小さな違和感が積み重なっているなら、それはリニューアルのサインかもしれません。
とはいえ、
- デザインの方向性に迷っている...
- 費用がわからない...
- どこに依頼すればいいのか不安…
といった悩みは多くの担当者が抱える共通の課題です。
この記事では、ジャンル別の参考デザインと費用相場を紹介しながら、今後の方向性を見極めるヒントをお届けします。
Webサイトを“なんとなく”ではなく、“成果につながる”存在へと進化させたい方は、ぜひ読み進めてみてください。
参考になるWEBページのデザインと費用相場

Webページのデザインは、目的や業種によって求められる表現や構成が異なります。
ジャンルごとのデザイン事例と費用相場を参考にすることで、自社に合った方向性が見えてくるでしょう。
以下に代表的な5ジャンルの参考事例と費用目安を紹介します。
コーポレートサイトの場合
コーポレートサイトは、企業の第一印象を決定づける存在です。
そのため、見た目の美しさだけでなく、ブランドイメージや伝えたい価値をいかに視覚的に表現するかが重要になります。
費用相場は10ページ構成で150万円前後、30〜40ページ構成では500万円規模になることもありますが、それ以上にデザインの質や構成の工夫がサイトの価値を左右します。

出典:小田急ハウジング
例えば、小田急ハウジングのWebサイトは、白を基調としたクリーンなデザインに、温かみを感じる配色が加わることで、信頼感と親しみやすさを同時に演出しています。
高品質にレタッチされた写真がブランドイメージを引き上げ、サービスや企業情報への動線も整理されており、ユーザーが迷わず必要な情報にたどり着ける設計です。

出典:モビライズグループ
また、モビライズグループのサイトは、近未来的なビジュアルとインタラクションが魅力。
ファーストビューでの印象的なエフェクトや、スクロールと連動して変化する演出により、訪問者の記憶に残る体験が生まれています。
企業の価値観や世界観をデザインで表現する力が、コーポレートサイトにおいては何よりも求められます。
サービスサイトの場合
サービスサイトのデザインでは、「どのようなサービスなのか」が一目で伝わる構成とビジュアルが欠かせません。
費用の目安はおおよそ100万〜150万円ですが、それ以上に重要なのは、サービス内容の魅力をどう表現するかという設計力です。

出典:ちゅらいと
例えば、AI文章校正ツール「ちゅらいと」のサイトは、ファーストビューに実際のUIを使用しており、サービスの機能が視覚的に理解できるよう工夫されています。
こうした設計は、ユーザーにとって非常にわかりやすく、「自分にも使えるかも」と直感的に思わせる効果があります。
また、アクセントカラーに緑を用いており、校正=正解というイメージと結びつく色彩戦略も好印象です。
ヘッダーには「資料ダウンロード」と「無料トライアル」という明確なCTA(コール・トゥ・アクション)が配置されており、スムーズにコンバージョンへと導く導線設計もポイントです。

出典:柳生質舗
もう一つの事例として、柳生質舗のサービスサイトも秀逸です。
ファーストビューにスタッフの写真を配置することで、対面型のサービスにおける「信頼感」を視覚で伝える設計となっています。
さらに、フォントには明朝体を採用し、高級感や落ち着いた雰囲気を演出。一般的に「堅い」「古い」イメージを持たれがちな質屋の印象を、モダンで温かみのあるものへと刷新しています。
ECサイトの場合
ECサイトのデザインは、単に商品を並べるだけでなく、世界観やストーリーをどれだけ丁寧に伝えられるかが大きなポイントです。制作費用の目安は150万円以上となりますが、ブランディングや顧客体験を重視する場合は、さらに費用がかかることもあります。

出典:ごとうじゅうランドセル
例えば、「ごとうじゅうランドセル」では、実際にランドセルを作っている職人の顔や作業風景を多く掲載することで、商品の品質と手仕事の温もりを伝えています。
また、ランドセルを背負った子どもたちの写真も豊富で、購入後のイメージが膨らみやすくなっています。
配色は、親しみや安心感を与える肌色やクリーム色をベースにしており、ターゲットである親御さんの不安を和らげる効果があります。

出典:Mawal
また、「Mawal」は、セルロースファイバー製の食器を取り扱うECサイト。
無駄を削ぎ落としたミニマルな配色設計と、職人の写真を効果的に活用することで、量産品ではない特別感と静かな高級感を演出しています。
商品の魅力を「誰が」「どのように」作っているかを伝える視覚表現が、ECサイトにおける購買意欲の向上につながっています。
ECサイト支援に特化した株式会社 ALL WEB CONSULTING

株式会社ALL WEB CONSULTINGは、ネットショップやECサイトの支援に特化したマーケティング会社です。
制作から運用、集客、SEO対策まで一貫して対応し、クライアントの売上最大化を徹底サポート。
現場目線と豊富な経験を活かした支援が特長です。
おすすめポイント
- 「売れる」に徹底フォーカスしたサイト構築
マーケティング視点でデザインを設計し、反応率の高いサイトを制作 - SEO協会認定コンサルタントが在籍
検索エンジンに強いECサイト構築で安定した集客を支援 - モール型・自社型どちらも対応可能
商材に最適な出店プラットフォームを提案し、構築をサポート - 最終的な内製化をゴールに設定
ノウハウをすべて公開し、社内での自走を支援 - 経営・組織課題まで幅広く支援
物流・人材・賞与制度など、事業全体の課題にも対応可能
経験に裏打ちされたノウハウとクライアントへの深い理解を武器に、成果直結型のEC支援を提供している会社です。
ポータルサイトの場合
ポータルサイトは情報量が多く、DB(データベース)の設計や検索機能などのシステム開発も含まれるため、制作費用は200万円以上になるケースが一般的です。
ただし、費用以上に重要なのは、多様な情報をいかに見やすく整理し、ユーザーにとってストレスのない体験を提供できるかという点と言えます。

出典:みんなの暮らし方不動産
例えば、「みんなの暮らし方不動産」(https://min-kura.com/)は、不動産情報を扱うポータルサイトです。
多数の物件写真を掲載しながらも、白黒基調のデザインにすることで全体の統一感を保ち、視覚的なノイズを抑えた設計が印象的です。
情報が多いポータルサイトにおいて、色を絞って構成することで、情報の整理整頓が視覚的にも伝わります。

出典:5歳児健診ポータル
また、「5歳児健診ポータル」は、保護者・自治体・医療従事者など多様なユーザーを想定した設計。
イラストや動画を効果的に使うことで、複雑な内容も直感的に理解できる構成となっており、誰が見ても情報を受け取りやすいデザインになっています。
採用サイトの場合
採用サイトは、企業と求職者との最初の接点となる重要なツールです。
費用相場は80万円〜200万円程度とされています。
デザインの方向性によって、応募者層や採用後のミスマッチを大きく左右するため、丁寧な設計が求められるでしょう。

出典:DATUM STUDIO
例えば、DATUM STUDIOでは、活躍する社員の写真を前面に出しながら、全体をモノトーンで統一したクールなデザインが印象的です。
ところどころに使われているバーコード風の装飾や独特の世界観は、「カオスを楽しむ」という企業の文化を視覚的に伝えており、価値観の共有によるミスマッチ防止にもつながりそうです。

出典:千代田工販株式会社
一方、千代田工販株式会社のように、新卒向けの採用サイトでは、緑や青を基調にしたフレッシュな色使いと、若手社員の写真を前面に配置することで「若手が活躍できる企業」というイメージを効果的に伝えています。
また、給与や休暇などのデータもわかりやすく明記されており、安心感を与える設計になっています。
WEBページのデザインを考える際のポイント

Webページのデザインは、見た目の美しさだけでなく、目的達成のための構成やユーザー体験の設計が欠かせません。
以下では、デザイン設計の前に抑えておくべき3つのポイントについて解説します。
目的を明確にし、最適な構成にする
Webページをデザインする際は、最初に「何を目的とするか」を明確にすることが最重要です。
情報提供を主軸とするのか、ブランドイメージを伝えるのか、集客やコンバージョンを目的とするのかによって、構成や必要な要素は大きく変わります。
例えば、ブランディング重視のページであれば、ビジュアル中心のレイアウトと洗練されたフォント選定が求められます。
一方、集客や資料請求などの獲得が目的であれば、ファーストビューに明確なメッセージとCTA(コール・トゥ・アクション)を配置し、ユーザーの行動を導く構成が必要です。
目的と構成の不一致は、成果に直結する大きなミスです。何を伝えたいのかを最初に定め、それに応じたページ設計を行いましょう。
参考にしたい他社事例を集める
目的が定まったら、次はイメージに近い他社の事例を収集することが大切です。
「この企業のような印象にしたい」「このUIが使いやすそう」など、具体的なデザイン例を挙げることで、自社の方向性が明確になっていきます。
デザインには好みや感覚の要素も多く含まれるため、言語だけでの説明では伝わりにくいケースもあるでしょう。
だからこそ、参考となるWebページを集めておくと、制作会社とのコミュニケーションが格段にスムーズに。
イメージ共有の材料として、スクリーンショットやURLを整理し、どこが気に入ったのかコメントを添えておくと、意図が正確に伝わりやすくなります。
理想に近い事例を集めることで、完成形がより明確になるはずです。
制作会社にイメージを具体化してもらう
もし「イメージがうまく固まらない」「どんな構成にしたらいいのかわからない」という場合は、制作会社の力を借りるのが効果的です。
例えば、「シンプルな印象にしたい」「高級感のある雰囲気がいい」といった抽象的な表現であっても問題ありません。
そうした要望をもとに、制作会社は過去の制作実績やトレンドを踏まえて、複数の参考サイトを提案してくれます。
また、具体的な参考サイトをもとに方向性を調整することで、自社のWebページに最適な構成やデザインが見えてきます。
プロの視点を取り入れることで、漠然としたイメージが形になりやすくなるため、早い段階から相談しましょう。
WEBページをリニューアルするべきタイミングとは

Webのデザインや技術は日々進化しており、数年で「古い」と感じられることも少なくありません。
以下の3つのポイントに当てはまる場合、Webページのリニューアルを検討するタイミングといえます。
デザインが古く感じる | 見た目が古いと企業イメージや信頼性に影響する可能性がある |
アクセス数や滞在時間が徐々に低下している | ユーザー体験が悪化しており、導線やコンテンツの再設計が必要 |
セキュリティやシステムに不安がある | CMSやプラグインが古くなり、脆弱性や表示不具合のリスクが高まる |
特に「なんとなく古くさい」と感じた時点で、それはユーザーも同様に感じている可能性があります。
また、GAなどのアクセス解析ツールで数値の低下が確認できた場合もリニューアルの検討材料となります。
さらに、CMSのアップデートが滞っていたり、スマートフォン表示に問題がある場合も注意が必要です。
Webページは企業の顔とも言える存在です。
定期的なチェックとリニューアルによって、信頼性の維持と集客効果の最大化を図りましょう。
制作会社を選ぶ際のポイントや選び方

Webページのデザインや制作を依頼する際、どの会社に依頼するかは非常に重要な判断です。
目的や業界との相性、実績などを確認し、自社に最適な制作会社を見極めましょう。
以下では、選定時にチェックすべき3つのポイントを解説します。
業界に特化しているかどうか
制作会社を選ぶ際には、その会社が自社の業界に精通しているかを確認することが重要です。
業界に特化している会社であれば、その業界特有の情報設計やユーザーの導線、デザイン要素に対する理解が深く、成果につながりやすい構成を提案してもらえる可能性が高まります。
例えば、不動産業界であれば物件検索機能や地図連携、製造業界であれば製品一覧の見せ方や仕様情報の整理といった要素が必要になります。
特化型の制作会社はこれらをテンプレート化せず、目的やビジネスモデルに合わせて設計してくれるケースが多いです。
一方で、多業種の制作実績がある会社も、柔軟な発想と多彩なアイデアを持っており、業界の常識にとらわれないデザインを実現してくれることもあります。
自社に合ったスタイルを重視しつつ、制作会社の強みを見極めましょう。
業務範囲を確認する
Web制作と一口に言っても、会社ごとに対応できる業務範囲は異なります。
デザインだけでなく、
- 企画
- コンテンツ設計
- コーディング
- CMS導入
- SEO対策
- 運用保守
など、どこまで対応可能なのかをあらかじめ確認しておくことが大切です。
例えば、見た目のデザインが良くても、HTMLやCSSなどのコーディングが雑だと表示速度やスマートフォンでの表示に問題が出ることもあります。
また、CMSの導入ができない会社だと、自社での更新作業が難しくなってしまいます。
さらに、リニューアル後のWeb運用を想定して、保守や改善提案まで対応してくれるかどうかも見ておくべきポイントです。
業務範囲が広い会社であれば、将来的な変更や成長にもしっかり対応できます。
制作開始前に、業務範囲を細かくヒアリングしておくことをおすすめします。
集客の実績が豊富かどうか
Webページは「作って終わり」ではなく、集客や成果にどれだけ貢献できるかが本質です。
そのため、集客やコンバージョン実績のある制作会社かどうかを確認することも重要な選定基準となります。
特にBtoBやECサイトなどでは、SEO対策、ユーザー動線の最適化、CV(コンバージョン)を意識した構成設計が不可欠です。
例えば、検索キーワードを意識したコンテンツ設計や、問い合わせ・購入までの導線設計に実績がある会社であれば、より成果の出るサイトが期待できます。
制作会社のWebサイトや提案資料に「アクセス数の推移」「CV率の改善」などの数値実績が載っているかをチェックしましょう。
WEBサイトのリニューアル実績が豊富な株式会社デイワン

株式会社デイワンは、戦略的なリニューアルを得意とするWeb制作会社です。
企業のブランド価値を高めるため、単なる見た目の刷新ではなく、リブランディングや集客強化を意識した設計を行います。
ユーザー行動の分析をもとに、SEO対策やデジタルマーケティングを組み合わせ、成果につながるWebサイトへと導きます。
また、DX支援やインハウス支援も提供しており、運用体制の内製化やCMS導入による更新効率の向上も実現可能です。
企業ごとの課題に応じた最適な戦略を構築し、外部に依存しない持続的なWeb活用体制をサポートします。
リニューアルを通じて、自社の強みを最大限に活かしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
その他おすすめの外注先
株式会社メディアエクシード

株式会社メディアエクシードは、Webに関するあらゆる課題を柔軟に解決するプロフェッショナル集団です。
中でも、成果に直結するホームページ制作と戦略的なSNS運用代行を得意としており、クライアントの目的に深く寄り添った支援を行っています。
おすすめポイント
- 目的重視のホームページ設計
SEOや広告運用の知見を活かし、集客・問い合わせ・採用など目的に応じた導線を設計。 - 安心の制作実績
300件以上の制作経験。100項目以上の独自チェックリストで安定したクオリティを提供。 - 運用まで丸ごと任せられるSNS支援
Instagram運用では、方針立案・コンテンツ制作・広告・レポート作成まで一括対応。 - 高い動画編集力
リールやストーリーズなど、SNSに適した動画も社内で完結可能。 - SNS×SEOの複合戦略
自社で蓄積したSEOノウハウと掛け合わせることで、高いリーチと認知獲得が可能。
「しっかり成果を出したい」「SNSも活用して集客したい」
そんな企業に最適なパートナーです。
まとめ|参考になるWEBページデザインとは

Webページのデザインを見直す目的は、「見た目を整える」だけではありません。自社の目標達成に直結する構成やデザインへ進化させることが重要です。
今回紹介したジャンル別の事例からは、以下のような気づきが得られます。
- 目的に応じて構成は大きく異なる(例:サービスの理解促進、ブランディング、採用強化)
- ターゲットに伝わるビジュアル表現が成果を左右する
- 他社事例を参考にすることで、自社の方向性が見えやすくなる
さらに、以下のような変化を感じたら、リニューアルのタイミングです。
- デザインが古く感じる
- アクセスや滞在時間が落ちてきた
- 更新しづらく、セキュリティにも不安がある
制作会社を選ぶ際には「業界理解」「対応範囲の広さ」「集客実績」の3点を意識することで、目的に合ったサイトづくりが進みます。
迷ったら、“なぜ今リニューアルしたいのか”という目的から逆算して、サイトのあるべき姿を描いてみましょう。
この記事を書いた人

株式会社デイワン 代表取締役 月森 隼人
不動産コンサルタント、注文住宅やマンションなどの企画営業を経験し、大手広告代理店のデジタル部署にて、Web領域でのブランディングややディレクションなど上流から幅広く担当。
よく読まれている記事
