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ホームページ制作
2025/01/27
ダサいホームページの原因とは?その特徴や改善点、外注する際のポイントなどを解説
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目次
ユーザーが訪問したホームページに抱く印象は、そのホームページの企業や個人のイメージに繋がるとても大切な要素です。
かっこよくおしゃれなホームページならば、その企業や個人のサービス・商品に興味がそそられることは想像しやすいかと思います。
しかし悲しいかな、時としてダサいと言わざるをえないホームページも存在します。
ダサいホームページはユーザーの印象を悪くし、結果として顧客も集まらなくなります。
そこで今回はダサいホームページの特徴を徹底解説します!
ダサいホームページの改善点やホームページ制作会社に依頼する際のポイントなどもあわせて説明します。
また、制作会社に依頼する際に必要なRFPのテンプレートをぜひダウンロードください。
ダサいホームページの特徴とは

ダサいホームページとかっこいいホームページとの違いは一体何なのでしょうか。
ダサいと感じる要因を一つ一つ解説しますので、ダサいホームページになる特徴をしっかり確認していきましょう。
更新・管理がされていない
更新や管理をしていないと、デザインが古めかしくなってしまいダサいホームページとなってしまいます。
ファッションのトレンドが時代が進むとともに変化していくように、デザインのトレンドも常に変化するもの。
更新や管理をせずに放置していると、自ずと時代遅れなデザインになってしまい、顧客の印象も悪くなってしまいます。
また、ホームページをデザインするためのシステムやプログラミングに関しても日々進化をしております。
最新の流行を敏感に感じながら、常にアップデートされたホームページを目指しましょう。
デザインに統一感がない
デザインに統一感がないことも、ダサいホームページの特徴です。
1つのページの中で複数のフォントを使ったり、沢山の色を使ったりすると見づらくなることは想像できるかと思います。
また、使用する画像やロゴなどのサイズや比率、倍率などがバラバラなのもダサくなる要因の一つです。
素人がデザインをすると、無駄に色味や画像を加えて不要な作りこみをしてしまいがちです。
シンプルなデザインこそカッコ良いホームページの入り口なので、シンプルで見やすいデザインを意識しましょう。
また、パソコンでは見やすくてもスマホやタブレットだと見づらくなってしまうこともあります。
レスポンシブ対応も意識したホームページデザインが必須となることでしょう。
画像や動画の質が低い
画像や動画の質が低いこともダサいホームページになる要因の1つです。
画素数の低い画像や動画、構図も色味もカッコ悪い写真などを使っていたら、たとえ周りのデザインや情報の配置が良くてもダサくなってしまいます。
ありがちなものとしては、画像代を削減しようとして、フリー画像サイトなどでダウンロードしたフリー素材を使うことです。
フリー画像・フリー素材は素人の写真家が撮影したものであることが多く、質の低いものが多いです。
コンテンツブログやSNSなどで目にすることが多く、オリジナリティが必要な会社のホームページには不向きといえます。
また、社内の誰かが撮った写真や動画などを使うことも極力控え、必ずプロに依頼するようにしましょう。
写真や動画の質はホームページの質に大きく関わります。
こだわりすぎるくらいこだわる要素といえるでしょう。
余白がない
ページ内に余白がないこともダサいホームページの特徴です。
情報を多く掲載しようとして、文字や画像をページいっぱいに入れると見た目が悪くごちゃごちゃしてしまいます。
余白は多く、シンプルなデザインの方が印象がよく、サイトの訪問者も情報を受け取りやすいでしょう。
また、余白を多く作るだけでなく、余白に統一感を持たせることも大切です。
画像と画像の隙間、ページの左右の端の余白、文字と文字の余白などが揃っていたり、意図的だとそれだけでかっこよく見えます。
余白こそかっこいいホームページの特徴です。
原色が多い
原色を使いすぎると、ダサいホームページになりかねません。
赤・青・黄色の原色は主張が強すぎるので、情報が多く感じてしまうだけでなく、どことなく幼稚に見えてしまいます。
また、原色に限らず多くの色をホームページ内で使うこともダサく見える要因です。
おしゃれだと感じさせるホームページは基本的に3,4種類の色数しか使っていません。
色に関してもシンプルに考えるとおしゃれでかっこよくなることでしょう。
テキストの比率が悪い
テキストの大きさが無駄に大きかったり小さかったりして、比率が悪いこともダサくなる要因の一つです。
重要な情報だからといって大きな文字にしたり、フォントを変えたりしたら全体のバランスが崩れて見づらくなります。
画像や動画の配置だけでなく、文字の配置や比率に関しても気を遣うべきでしょう。
自社のホームページがダサいかチェックしよう!

ダサいホームページの特徴は理解できたかと思います。
それも踏まえて、ダサいホームページにならないためのチェックリストを作成しましたのでご確認ください。
チェックがついたところは改善の必要があるので、すぐに対策をとりましょう。
①色味
- ◻︎原色ばかり使っている
- ◻︎メインの色が5色以上ある
- ◻︎蛍光色が多い
②文字
- ◻︎フォントがバラバラ
- ◻︎文字サイズの種類が多すぎる
- ◻︎会社のイメージとフォントが合っていない
③画像・動画
- ◻︎画素が低く荒い
- ◻︎フリー素材を使っている
- ◻︎色味が多くて主張が激しい
④デザイン
- ◻︎余白が少ない
- ◻︎雰囲気に統一感がない
- ◻︎大事な情報が埋もれている
ダサいホームページがまねく問題

ダサいホームページは見た目が悪いだけでなく、企業にとって多くのマイナス要因へと繋がります。
ダサいホームページがまねく問題をいくつか紹介しますので、こうした問題が起こらないようにホームページのクオリティは高めるようにしましょう。
企業のイメージの低下
ダサいホームページは企業のイメージを低下させます。
ホームページはその企業の顔であり、ホームページの印象がそのまま企業の印象になります。
ダサいホームページは企業のブランドイメージを低下させることになるので細心の注意を払うようにしましょう。
CVRが上がらない
ホームページがダサいと、CVRも上がらなくなります。
コーポレートサイトがダサいと企業のイメージが悪くなり、LP(ランディングページ)がダサいと商品のイメージが悪くなります。
ダサいホームページは訪問者の関心を引くことができず、結果としてCVRも上がりません。
ホームページの質は企業の業績に大きく関わることなのです。
検索上位に表示されない
ホームページを更新・管理せずにダサいまま放置しておくと、検索上位に表示がされません。
ホームページ内に古い情報が合ったり、情報を入れすぎたりしていると、SEOのスコアは低くなり、検索順位は下がっていきます。
企業の情報が周知されなくなるので、ホームページは必ず更新を繰り返し、常に新鮮でおしゃれな状態にしておきましょう。
ダサいホームページの改善点

ホームページをダサいままにしておくと、多くの問題が発生することは理解できたかと思います。
チェックリストを見て、ダサいホームページになっていると感じたならば、すぐに改善する必要があるでしょう。
ここでは、改善する時のポイントをお伝えします。
ペルソナを明確にする
ペルソナとは、ターゲットとなる顧客の具体的な人物像です。
ホームページをデザインする際には、このペルソナの設定が明確である必要があります。
ここが不明確の場合、誰にどんなことをさせたいのか、といったターゲティングができません。
そのためペルソナを明確化することで、デザインの方向性が決まり、狙いのあるホームページを作ることができます。
かっこいいホームページは、得てして狙いがはっきりとしています。
ユーザーの導線を意識する
質の高いホームページはユーザーの導線もしっかりと意識されています。
たとえデザインがカッコよくて印象が良くても、訪問者にとって使いづらかったり、CVに至るまでの導線が分かりづらかったりすると意味がありません。
ユーザー目線に立って、親切かつ心を揺さぶられるようなデザインを意識しましょう。
レスポンシブ対応をさせる
レスポンシブ対応とは、スマホやタブレットでも問題なくホームページを見られるようにすることです。
現代社会において、レスポンシブ対応されたデザインであることは必須であり、そこを疎かにすると、ダサいホームページとして認識されてしまいます。
スマホやタブレットでも快適にホームページを見られ、アクセスした人がストレスのないようなホームページ作りをしましょう。
ホームページ制作会社に依頼する
結局はホームページ制作会社に依頼をすれば、質の高いホームページを作ってくれます。
餅は餅屋、ホームページの制作はホームページ制作会社です。
もちろん、制作会社によって実績や得意分野はまちまちですが、多くのノウハウと経験があるので、きっとかっこいいホームページを作ってくれるでしょう。
ダサいホームページにならないためには、プロの力を借りましょう。

制作会社に依頼する際のポイント

ダサいホームページにしないためには、プロの制作会社に依頼するのがおすすめです。
では最後に、制作会社に依頼する際のポイントをお伝えしましょう。
デザインの希望をしっかり伝える
ホームページ制作会社に依頼する際には、デザインの希望をしっかり伝えることが大切です。
前章で説明したようにペルソナの設定を明確にして、可能な限りはっきりとしたイメージをもって制作会社に依頼すると良いでしょう。
ホームページデザインがダサくなる原因の1つとして、ホームページデザインの希望がきちんと伝わっていないということがあります。
制作会社にとっても、依頼内容がはっきりとすれば、それに見合った成果を提供することができます。
デザイン制作会社に依頼するからといって丸投げをせず、自社でもイメージを明確にし、それを制作会社に伝えるようにしましょう。
読み込み速度やオリジナリティも意識
かっこいいホームページを作れたとしても、読み込みの速度が遅いとユーザーが離れていってしまいます。
ホームページの読み込みが3秒遅いと32%の人が、5秒以上かかると90%のユーザーが離れていくというデータもあります。
制作会社に依頼する際には、デザインのクオリティを高めてもらうと同時に、読み込みの最適化をはかってもらうことも必ず意識しましょう。
そのうえで、自社の魅力を打ち出せるようなオリジナリティのあるデザインにできるとなお良いです。
読み込みの速度にも気を遣いながら、独自性の高いかっこいいホームページを作るように依頼をしましょう。
制作会社の実績を確認する
制作会社に依頼する際には、必ず制作会社の実績も確認するようにしましょう。
ホームページの制作会社は数多くあり、それぞれ得意分野も違えば、抱えているデザイナーも違います。
また、制作会社にも老舗やベンチャーがあり、経験にも大きな差があります。
制作会社にホームページデザインを依頼してもダサくなってしまう原因として、デザイナーやディレクターのスキル不足が挙げられます。
ホームページ制作会社のサイト内にこれまでの実績やサービスの内容が記載されていることと思います。
それらを事細かに確認して、自社にとって最適な制作会社にホームページを作ってもらうように心がけましょう。
まとめ

ダサいホームページは企業のイメージを損なうだけでなく、新規の顧客の獲得率が低下する可能性もあります。
ダサいホームページになってしまう特徴とチェックリストを確認し、自社のホームページを再度確認してみましょう。
また、ダサいホームページにしないためには、プロのホームページ制作会社に依頼するのが最適解でしょう。
自社で理想とするホームページのイメージをしっかりと作りながら、制作会社とやりとりをして、質の高いホームページ制作をしましょう。
この記事を書いた人

株式会社デイワン 代表取締役 月森 隼人
不動産コンサルタント、注文住宅やマンションなどの企画営業を経験し、大手広告代理店のデジタル部署にて、Web領域でのブランディングややディレクションなど上流から幅広く担当。