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2024/10/17
ホームページ画像が表示されない時の原因と対処法を徹底解説

目次
ファイルが原因でホームページの画像が表示されない

ホームページの画像が表示されない場合、複数の原因が考えられます。
この問題は、ユーザー体験を大きく損なうため、早急に対処する必要があります。
ここでは、よくある原因について詳しく説明します。
ファイルのパスの問題
ファイルのパスが間違っていると、ホームページに画像が正しく表示されません。
特にサーバーのディレクトリ構造に問題がある場合や、ファイル名に誤りがあると、ブラウザが画像を正しく読み込めないことがあります。
画像が表示されない場合は、まずファイルのパスが正しいかどうかを確認することが重要です。
ファイル名のスペルミス
ファイル名のスペルミスは非常に一般的なエラーです。
ファイル名に大文字・小文字の違いがあったり、余分なスペースや特殊文字が含まれている場合、サーバーは画像を読み込めません。
このような場合は、ファイル名を再確認し、修正することで解決できます。
ディレクトリ構造のミス
ディレクトリ構造が誤っていると、ブラウザが画像を見つけることができません。
特にファイルが正しいフォルダに保存されていない場合や、リンク先のパスが異なっている場合、画像が表示されません。
ディレクトリ構造を見直し、正しいパスを指定することが必要です。
ファイル形式の不適合
ファイル形式が適切でない場合も、画像が表示されない原因となります。
ホームページで使用される画像は、一般的にJPEGやPNG形式が推奨されています。
しかし、古いブラウザや特定の環境では一部のファイル形式に対応していない場合も。
画像形式が正しいかどうかを確認し、必要に応じてファイル形式を変更することが解決策です。
対応していない形式を使用している場合
対応していない形式を使用している場合対応していないファイル形式を使用していると、ブラウザが画像を表示できません。
特にWEBPやSVGなどの最新形式は、古いブラウザではサポートされていないことがあります。
この場合、JPEGやPNGといった一般的な形式に変換することで解決できます。
ブラウザ互換性の問題
ブラウザの互換性も、画像が表示されない問題の一因です。
最新のブラウザでは表示できる画像でも、古いブラウザでは表示されないことがあります。
そのため、ブラウザのバージョンを確認し、必要に応じてアップデートを行うことが推奨されます。
サーバーが原因でホームページの画像が表示されない

サーバーの設定ミスによって、ホームページ上の画像が正しく表示されないことがあります。
特に、サーバー側のキャッシュやファイルへのアクセス権限に問題がある場合、画像が表示されない原因となることも。
このセクションでは、サーバー設定に関わるよくある問題 について詳しく説明します。
サーバー側のキャッシュの影響
サーバー側でキャッシュが保存されていると、古い画像が表示され続け、新しくアップロードした画像が反映されないことがあります。
キャッシュはサーバーの読み込みの負荷を軽減するために役立ちますが、変更を加えた場合はキャッシュクリアが必要です。
※キャッシュクリアとは、PCやスマートフォンなどのデバイスで一時的に保存されているキャッシュを削除することです。
キャッシュクリアの手順
サーバーのキャッシュをクリアするには、管理画面やFTPを使用してキャッシュの削除を行います。
多くのサーバーでは、コントロールパネルからキャッシュをリセットするオプションがあります。
例えば、Google Chromeの場合、
- 右上の3点リーダーをクリック
- 「閲覧履歴データを削除」
- [詳細設定]タブで「期間」リストの削除期間を選択する
- 「キャッシュされた画像とファイル」にチェックし、[データを削除]をクリックする
上記手順でキャッシュクリアが可能です。
もし自動キャッシュ管理が有効になっている場合は、これを一時的に無効にしてから手動でクリアすることも検討しましょう。
キャッシュのクリアを行うことで、最新の画像ファイルが反映されるようになります。
パーミッション設定のミス
サーバー上のファイルには、適切なアクセス権限が設定されている必要があります。
画像ファイルへのパーミッションが正しく設定されていないと、ブラウザが画像を表示できないことも。
サーバー側で権限が誤って設定されている場合、表示エラーが発生する可能性があります。
画像ファイルへのアクセス権限を確認する
アクセス権限を確認するためには、FTPクライアントを使用して画像ファイルのパーミッションをチェックすることができます。
一般的な設定として、画像ファイルには「644」などの読み取り専用権限を設定することが推奨されています。
これにより、ブラウザが適切に画像を読み込むことが可能となります。
また、ディレクトリ自体にも正しい権限を付与する必要があるため、ファイルとディレクトリの両方を確認することが重要です。
ブラウザ設定が原因でホームページの画像が表示されない

ブラウザの設定が原因で、ホームページの画像が表示されないことがあります。
特に、JavaScriptの設定や画像表示に関連するブラウザの設定が誤っている場合、画像が正しく表示されないことも。
このセクションでは、ブラウザ設定による不具合とその解決方法について解説します。
JavaScriptの無効化が原因の場合
JavaScriptが無効化されていると、動的に生成される画像が表示されない場合があります。
多くのウェブサイトでは、画像の表示にJavaScriptを使用しています。
JavaScriptがブラウザで無効になっていると、画像やその他の動的なコンテンツが表示されない可能性があります。
まずはJavaScriptが有効になっているかを確認し、無効の場合は再度有効化する必要があります。
JavaScriptの有効化方法
JavaScriptを有効にするためには、ブラウザの設定メニューにアクセスし、セキュリティやプライバシー設定からJavaScriptをオンにすることができます。
具体的には、Google ChromeやFirefox、Safariなどでは「設定」→「サイト設定」→「JavaScriptを許可する」といった手順で進めます。
これにより、JavaScriptを利用した画像の表示が可能になります。
設定変更後、ページをリロードして画像が表示されるか確認してください。
ブラウザの画像表示設定の確認
ブラウザ自体が画像を表示しない設定になっていることもあります。
特に、データセーブモードや省データモードがオンになっている場合、画像の読み込みが制限されることがあります。
このような設定がオンになっていると、画像の表示がブロックされる可能性があるため、設定の確認が必要です。
設定リセットの手順
ブラウザの設定をリセットするには、設定メニューに移動して「デフォルト設定に戻す」オプションを選択します。
これにより、画像表示に影響を与えていたカスタム設定がリセットされ、デフォルトの状態に戻ります。
また、ブラウザを最新バージョンにアップデートすることも有効です。
設定リセット後、再度ページを読み込むことで、画像が正常に表示されるか確認しましょう。
コーディングミスでホームページの画像が表示されない

ホームページの画像が表示されない原因として、HTMLやCSSのコーディングミスが挙げられます。
特に、imgタグの属性設定が間違っていたり、CSSで画像が隠れてしまっている場合、画像が正しく表示されないことがあります。
このセクションでは、コーディングに関するよくある問題について説明します。
imgタグの属性設定のミス
HTMLのimgタグを使用する際、src属性とalt属性の設定が正しく行われていないと、画像が表示されないことがあります。
特に、ファイルパスの指定に誤りがあったり、alt属性が設定されていない場合、検索エンジンにも悪影響を与える可能性があります。
src属性の正しい指定方法
src属性は、表示する画像のパスを指定するために使用されます。
正しいパスを指定しないと、画像が表示されないだけでなく、ブラウザがエラーを返します。
絶対パスと相対パスの使い方を間違えないようにし、ファイルが正しい場所に保存されているか確認しましょう。
また、ファイル名のスペルミスやディレクトリ構造の誤りも、画像が表示されない原因となります。
alt属性の役割と重要性
alt属性は、画像が表示されない場合に代替テキストを表示するために使用されます。
さらに、SEO対策としても重要であり、画像の内容を検索エンジンに伝える役割を果たします。
alt属性が適切に設定されていることで、アクセシビリティも向上し、ユーザー体験を向上させることが可能です。
必ずすべてのimgタグにalt属性を設定することが推奨されます。
alt属性を付けることによるSEOへの影響は「【イラスト付き】alt属性とは?書き方やSEOの効果をご紹介!」などが参考になります。
CSSで画像が隠れている場合
画像が正しくHTMLに埋め込まれていても、CSSの設定によって意図せず隠れていることがあります。
特に、displayプロパティやvisibilityプロパティの設定が間違っていると、画像が非表示になってしまうことがあります。
displayプロパティの確認
displayプロパティが「none」に設定されていると、画像はページ上に表示されません。
この場合、CSSファイルを確認し、該当する要素に「display: block」または「display: inline-block」を設定することで、画像が表示されるようになります。
また、visibilityプロパティが「hidden」になっている場合も、画像が表示されないため、これらの設定を確認し、適切に修正しましょう。
画像自体の問題でホームページに表示されない

ホームページの画像が表示されない原因として、画像ファイル自体に問題がある場合も考えられます。
画像ファイルが破損している、欠落している、またはサイズが大きすぎることが原因で、正しく表示されないことがあります。
ここでは、画像ファイルに関するよくある問題とその対処法について説明します。
画像ファイルの破損や欠落
画像ファイルが破損していたり、サーバー上に正しくアップロードされていない場合、ホームページに画像が表示されません。
ファイルの破損は、転送エラーや不完全なダウンロードなどにより発生することがあります。
再アップロードの手順
画像が破損している場合は、まず元のファイルが正常に保存されているかを確認し、再度サーバーにアップロードする必要があります。
FTPやコンテンツ管理システム(CMS)を使用して再アップロードを行い、ファイルが正しく転送されたか確認してください。
さらに、アップロードする前に、ローカルでファイルが正常に表示されるかテストすることも重要です。
画像サイズが大きすぎる場合
画像のファイルサイズが大きすぎると、ブラウザでの読み込みに時間がかかり、最終的に画像が表示されないことがあります。
特に、大容量の画像ファイルはページ全体の読み込み速度に影響を与えるため、最適化が必要です。
画像圧縮と最適化の方法
画像を圧縮してファイルサイズを小さくすることで、表示速度が向上し、画像が正しく読み込まれるようになります。
圧縮ツールを使用して、JPEGやPNG形式の画像を最適化するのが一般的です。
また、画質を損なわない範囲で解像度を下げることも効果的です。
これにより、ウェブページ全体のパフォーマンスが向上し、ユーザー体験が改善されます。
この記事を書いた人

株式会社デイワン 代表取締役 月森 隼人
不動産コンサルタント、注文住宅やマンションなどの企画営業を経験し、大手広告代理店のデジタル部署にて、Web領域でのブランディングややディレクションなど上流から幅広く担当。