【簡単】ホームページからテキストを抽出する方法を解説! 効果的な使用場面も合わせて紹介します

ホームページのテキストを抽出する方法を、手動コピー、ブラウザのコンソール、専用ツール、Pythonによるスクレイピングの順に解説。著作権・robots.txt・サーバー負荷など、抽出するときの注意点と使われる場面も紹介します。
ホームページの情報をコピーしたいのに、手作業では時間がかかる…と悩んでいませんか?
放置すると、業務効率が悪化し、貴重なデータを見逃すリスクもあります。
この記事では、テキストの抽出方法やテキスト抽出で注意すべきポイントについて解説します。
また、内製化の進め方や重要なポイントを実際の成功事例を元に解説したお役立ち資料もあります。ぜひダウンロードください。
実際にホームページからテキストを抽出する方法

ホームページからテキストを抽出する方法にはいくつかの手段があります。目的に応じて最適な方法を選びましょう。
手動コピー
最も簡単な方法は、ホームページ上のテキストを手動でコピーして貼り付ける方法です。以下の手順で行います。
- ブラウザで対象のホームページを開きます。
- 必要なテキストをマウスで選択し、右クリックで「コピー」を選ぶか、「Ctrl + C」(Macは「Command + C」)を押します。ページ全体なら「Ctrl + A」(Macは「Command + A」)で全選択できます。
- Excelやメモ帳などに貼り付けます。Webページの書式や画像まで付いてきてしまうときは、「書式なしで貼り付け」を使うと文字だけを取り込めます。
手動コピーは手軽ですが、大量のデータを扱う場合には効率が悪くなります。
ページの文字を選択できないようにしているサイトもありますが、そのようなページの文章は、権利者が見せ方を制限している場合があります。コピーできない理由を確認してから扱ってください。
また、ブラウザの開発者ツールを開き、「コンソール」に `document.body.innerText` と入力して実行すると、そのページに表示されている本文のテキストをまとめて取り出せます。
専用ツールを使ってテキストを抽出する
複数のページから大量のテキストを抽出したい場合、専用のツールを使うと効率的です。
おすすめのツール
- Octoparse(ノーコードのスクレイピングツール):画面の操作で取得の手順を作れる。無料プランもあり、公式の料金ページでは、タスク10件まで・月5万行までなどの範囲が示されている
- BeautifulSoup(Pythonライブラリ):HTMLを解析してテキストや要素を取り出す。Pythonでプログラムを書く必要がある
各ツールは、ホームページのHTML構造を解析し、テキストのみを取得できるように設計されています。
WEBスクレイピング
プログラムを使ってホームページのテキストを自動取得する方法が「WEBスクレイピング」です。特にPythonを使ったスクレイピングが一般的です。
Pythonを使った簡単なスクレイピング例
import requests
from bs4 import BeautifulSoup
url = "https://example.com"
response = requests.get(url, timeout=10)
response.raise_for_status()
response.encoding = response.apparent_encoding
soup = BeautifulSoup(response.text, "html.parser")
text = soup.get_text(separator="\n", strip=True)
print(text)このコードは、指定したURLのHTMLを取得し、テキストだけを抽出するものです。通信に失敗したときはエラーで止まり、文字化けしやすいページでも文字コードを推定して読み込みます。
スクレイピングを行う際は、対象サイトの利用規約やrobots.txtの設定を確認することが重要です。
ホームページのテキスト抽出はどんな場面で必要?

ホームページのテキスト抽出はいろんなシーンで活用できます。
以下では実際によく使われるシーンをご紹介します。
- データ分析・マーケティング:市場調査や競合分析のために、Webサイトのデータを収集して活用するケースが増えています。
- 業務の効率化・自動化:テキスト抽出を自動化することで、データの収集・処理作業の時間を大幅に短縮できます。
- 言語処理:自然言語処理(NLP)のためのデータ収集に使われます。機械学習のトレーニングデータとしても活用可能です。
- AIのトレーニングデータ作成:人工知能の学習データとして、大量のテキストを抽出し、分類・分析する用途にも適しています。
- ウェブサイトのリニューアル・監査:既存サイトのコンテンツを分析し、サイト改善のための情報を整理する際に活用できます。
- API・サービス連携:外部サービスと連携するために、Webサイトから特定のデータを取得する用途にも役立ちます。
ホームページのテキスト抽出で注意すべきポイント

ホームページのテキスト抽出時にはいくつかの注意点があります。
- 著作権や利用規約を確認する:公開されているテキストであっても、無断で利用すると著作権侵害になる場合があります。必ず利用規約を確認しましょう。
- robots.txtファイルの制限を遵守する:Webサイトによっては、robots.txtファイルを使ってクローラーの巡回を制限している場合があります。
- サーバー負荷を考慮し、過剰なアクセスを避ける:短時間に大量のリクエストを送ると、対象サイトのサーバーに負荷をかける可能性があります。適切な間隔を設けてアクセスすることが重要です。
- データの取り扱いに責任を持つ(個人情報保護、倫理的な配慮):個人情報を含むデータを取得する場合は、適切な管理が求められます。データの扱いには十分な注意が必要です。
- 動的コンテンツに対応する方法を用意する:JavaScriptで生成されるテキストを取得する場合は、SeleniumやPlaywrightなど、ブラウザを動かして読み込むツールを使って対応する必要があります。
AIの学習やデータ分析のために集める場合は、著作権法第30条の4で一定の範囲の利用が認められていますが、著作権者の利益を不当に害する場合は対象外です。
判断が難しいときは、文化庁の「AIと著作権について」を確認し、必要に応じて専門家に相談してください。
まとめ|目的に合わせて最適な方法を選ぼう

ホームページからテキストを抽出する方法はさまざまですが、用途に応じて適切な手段を選ぶことが重要です。
数ページなら手動コピーやコンソール、数が多いなら専用ツールやスクレイピングと、量と手間に合わせて使い分けましょう。
どの方法でも、利用規約やrobots.txt、サーバーへの負荷に配慮し、適切な運営を心掛けることが、サイトの成長にもつながります。
集めた文章を業務に生かしたいときは
集めたテキストを分析や社内の業務に生かしたい場合、取得の自動化から活用の仕組みまでを考える必要があります。
当社では、AIや自動化を業務に取り入れる際の課題の整理について、診断を通じて相談を受けています。
よくある質問
- ホームページの文章をまとめてコピーする簡単な方法はありますか?
- 数ページ程度なら、Ctrl + A(MacはCommand + A)で全選択してコピーし、書式なしで貼り付ける方法が手軽です。ブラウザの開発者ツールのコンソールで document.body.innerText を実行すると、表示されている本文のテキストをまとめて取り出すこともできます。
- たくさんのページからテキストを集めたいときはどうすればよいですか?
- 数が多い場合は、画面操作で取得の手順を作れるOctoparseのようなノーコードツールや、PythonのBeautifulSoupを使ったスクレイピングが効率的です。BeautifulSoupはプログラムを書く必要がありますが、HTMLを解析して文字だけを取り出せます。
- ホームページの文章を抜き出して使うのは違法になりませんか?
- 公開されている文章でも、無断で利用すると著作権侵害になる場合があるため、利用規約を必ず確認しましょう。AIの学習やデータ分析のために集める場合は著作権法第30条の4で一定の範囲の利用が認められていますが、著作権者の利益を不当に害する場合は対象外です。
- スクレイピングでうまく文字が取れないページがあるのはなぜですか?
- JavaScriptで後から生成される文字は、HTMLを取得するだけでは取れないことがあります。その場合は、SeleniumやPlaywrightのようにブラウザを動かしてページを読み込むツールを使って対応する必要があります。
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記事を読むこの記事を書いた人

株式会社デイワン 代表取締役 月森 隼人
不動産コンサルタント、注文住宅やマンションなどの企画営業を経験し、大手広告代理店のデジタル部署にて、Web領域でのブランディングややディレクションなど上流から幅広く担当。






